2009年07月14日
CO2 排出枠
環境省は、廃棄物処理やリサイクルの過程で発生する温室効果ガスの削減を促すため、産業廃棄物処理業者や自治体などを支援する新たな枠組み作りを行う方針を固めた。
同省が、2008年11月に始めた制度を活用するもので、排出削減に積極的な業者に対し、ほかの企業などに売却できる「排出枠」を与える。
廃棄物分野の排出削減は、コストがかかり割に合いにくいとされるが、新たな枠組みを通じて費用負担を減らす狙いがある。
同省が活用しようとしているのは「オフセット・クレジット(J-VER)制度」と呼ばれる排出枠認証制度だ。
対象プロジェクトに選ばれると排出枠が与えられる制度で、排出枠を得た企業は、それを排出削減が進んでいないほかの企業などに売れる。
廃棄物・リサイクル分野では、例えば産業廃棄物の最終処分場から発生するメタンガスの削減や、自動車用の軽油を廃棄物が原料の燃料に転換する事業などが想定されているという。
【用語解説】オフセット・クレジット(J-VER)制度
同省が、2008年11月に始めた制度を活用するもので、排出削減に積極的な業者に対し、ほかの企業などに売却できる「排出枠」を与える。
廃棄物分野の排出削減は、コストがかかり割に合いにくいとされるが、新たな枠組みを通じて費用負担を減らす狙いがある。
同省が活用しようとしているのは「オフセット・クレジット(J-VER)制度」と呼ばれる排出枠認証制度だ。
対象プロジェクトに選ばれると排出枠が与えられる制度で、排出枠を得た企業は、それを排出削減が進んでいないほかの企業などに売れる。
廃棄物・リサイクル分野では、例えば産業廃棄物の最終処分場から発生するメタンガスの削減や、自動車用の軽油を廃棄物が原料の燃料に転換する事業などが想定されているという。
【用語解説】オフセット・クレジット(J-VER)制度
企業などが国内で行う自主的な温室効果ガス排出削減事業から生まれた排出枠を認証する環境省の制度。事業の監視・検証を受け信頼性が認められると、排出枠が発行され、登録簿で管理される。高知県にあるセメント工場のボイラー燃料を化石燃料から森林に放置された木に替えた事業が第1号で、採算確保が難しいものから取り上げている。
産経新聞抜粋
昨今の経済状況下で企業は経営面での抜本的改革などに注力し環境投資どころでは無い企業が多いかと思いますが、環境問題は時間が経過すれば解消する問題では無いので、今からの時代に合う企業の在り方を模索している人々を中心に新しいビジネスが今後どんどん出てくるのでしょうね
Posted by 紙資源 at 18:14│Comments(0)
│環境の話